10月25日に実施された「中間貯蔵施設の現地視察会」において、町長へのインタビューが行われ、その発言が26日以降に報道機関から発信されました。その結果、中間貯蔵施設の除去土壌がすぐにでも塙町で再生利用されるかのような印象を与えてしまい、町民の皆様にご不安な思いをおかけしましたこと、大変申し訳ございませんでした。
本日、塙町議会の全員協議会でも謝罪と説明をさせていただきましたが、町民の皆様にも、町長の謝罪をお読み頂きまして、ご理解をいただきますようお願いを申し上げます。

塙　町　　　　

　過日、新聞記事に掲載された除去土壌の中間貯蔵施設でのインタビューの内容の一部に、自身の想いとは違った記載があり、ご心配をおかけましたこと、心からお詫び申し上げます。
これは、私の言葉足たらずもあり、反省しております。
私の真意とする思いは、現地で実施されている除去土壌の道路敷への再利用の実証実験の現場を見て、そして説明を聞いた中での話でした。
　実証実験の結果で道路敷利用の技術的な安全性、そして放射線量の安全性等を十分に確証出来た時点で、県内の市町村としての対応も考えるべきとの思いでした。実際、農地での実証実験を実施されている県内の自治体もあり、一時保管を一手に引き受ける当該自治体の一時も早い再建支援のためにも、除去土壌縮減のため再利用を検討すべきと思っております。
　除去土壌等の県外搬出を推進するためには、福島県が一丸となって、自らが、少しでも再生利用を考えることが、県外搬出の足掛かりとなればとの思いがございました。今後は国や県の動向を注視しながら、町民の皆様に不安を与えないように慎重に対応して参りたいと考えております。
　今回の報道によりまして、町民の皆様に誤解と不安を与えてしまいました事、深く、お詫び申し上げます。

　　　　令和5年11月1日

塙町長　宮田　秀利